ケースの Chatter フィードは他のオブジェクトと比べて設定や挙動が独特です。
この記事では、ケースのフィードが見やすくなるような技を紹介します。
フィードを条件で絞り込んで表示する
「メール」「活動ログ」等の特定のフィードのみ表示するようにします。
ページレイアウトの編集ページで「フィードビュー」をクリックします。
「フィードビュー」リンクが表示されない場合は、新たにページレイアウトを作成しましょう。
ページレイアウト作成画面で「フィードベースのレイアウト」にチェックを入れ保存します。
「フィードビュー」をクリックするとフィードの編集画面になります。
「フィード条件オプション」で選択した条件がケースフィードにタブとして表示されます。
※ 「ToDo と行動」は Lightning Experience では選択しても画面にタブが表示されないようです
※ カスタムフィード条件を作ることも可能ですが、このタブは Service Cloud ユーザライセンスを持つユーザじゃないと表示されないみたいです
フィードが条件で絞り込まれた状態で表示されるので便利です。
「活動の記録」の件名を Chatter フィードに表示する
「活動が記録されました」フィードにはコメントに入力した値しか表示されないので、件名も表示されるようにします。
と言ってもコメントの最初に件名をコピーする実装ですが。
以下のトリガで実装します。
trigger TaskTrigger on Task (before insert) {
if(Trigger.isBefore && Trigger.isInsert){
for(Task newRow : Trigger.new){
// ToDo がケースに紐づいている場合
if(newRow.WhatId != null && String.valueOf(newRow.WhatId).left(3) == '500'){
newRow.Description = newRow.Subject + '\n' + newRow.Description;
}
}
}
}
件名が表示されるようになりました。
その他
例外的なのでほぼ自分用メモですが、当初は「活動の記録」でフィード投稿した場合、「活動が記録されました」ではなく、「ToDo作成」として投稿されていました。
これだとコメントが表示されない、などの問題点があり苦慮していましたが、ToDoについてのプロセスビルダーを無効化しApex移植することで、「活動が記録されました」として投稿されるようになりました。
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