いつの間にか「動的強調表示パネル」というものが使えるようになっていました。
試しに使ってみたところ大変便利だったので、ここでまとめておきます。
使用方法
レコードページで歯車ボタン →「ページを編集」で Lightning アプリケーションビルダーを開きます。
左サイドバーの「項目」タブをクリックすると、動的強調表示パネルがあります。
カスタマイズのやり方は、動的フォームと同様項目をドラッグ&ドロップして並べていきます。
また、「アクションを追加」からアクションボタンも追加できます。
動的強調表示パネルで改善された点
13項目まで表示できる
普通の強調表示パネルでは7項目までしか表示できませんでしたが、動的強調表示パネルは13項目を表示できます(プライマリ項目1 + その他の項目12)。
コンパクトレイアウトの影響を受けない
普通の強調表示パネルの表示項目はコンパクトレイアウトと連動しているため、変更したいときに双方の影響を考える必要がありました。
しかし動的強調表示パネルはコンパクトレイアウトとは分離して自由に項目を配置することができます。
余計な懸念が消えて開発の自由度が増しました。
親オブジェクトの項目も表示できる
動的強調表示パネルは動的フォームと同様、親オブジェクトの項目も表示できます。
これも汎用性が高くて嬉しい特徴です。
表示項目を動的に切り替えることができる
表示項目やパネル自体の 表示 / 非表示 を動的に切り替えることができるため、例えばレコードタイプごとに異なる表示にすることや、特定のステータスの際に強調したい項目を表示することも可能です。
悪い点(?)
「フォローする」ボタンが表示されなくなった
基本的に、普通の強調表示パネルでできることは動的強調表示パネルでもできるのですが、「フォローする」ボタンについては動的強調表示パネルで再現できませんでした。
この機能をよく使っている場合は置換を慎重に検討する必要があります。
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