【Salesforce】CSVファイルのインポート、エクスポート

body of water during golden hour Salesforce開発
Photo by Sebastian Voortman on Pexels.com

この記事では以下の内容について書いています。

  • Salesforceのレコードをインポート、エクスポートするときに使用する機能は?
  • 各機能の使い分け方は?

インポートで使用する機能

データインポートウィザード

データインポートウィザードは、Salesforce組織の [設定] メニューからアクセスできるので手軽に使うことができます。

一方で制限もあり、一度にインポートできるレコードの最大数は 5 万件、さらにインポートできる標準オブジェクトは

  • 取引先と取引先責任者
  • リード
  • ソリューション
  • キャンペーンメンバー

に限られており、それ以外の標準オブジェクトはインポートできません(カスタムオブジェクトはインポート可能)。

データローダ

データローダは、クライアントアプリケーションであり別でインストールが必要ですが、以下のようにデータインポートウィザードよりできることが広いです。

  • 一度に500万件までレコードを読み込める
  • UIだけでなくコマンドラインでも実行できるので、APIコールを利用してインポートプロセスを自動化できる

インポートのまとめ

[設定]メニューから手軽にインポートしたいときはデータインポートウィザードを使えばよいですが、以下の場合はデータローダからインポートしましょう。

  • インポートするレコードが5万件を超える場合
  • データインポートウィザードで対応していない標準オブジェクトをインポートする場合
  • インポートプロセスを自動化したい場合

エクスポートで使用する機能

データエクスポートサービス

Salesforce組織の [設定] メニュー → データのエクスポートから使用できる機能です。

組織の全データをCSVファイルでエクスポートできます
手動でのエクスポートの場合、7日ごと、または29日ごとにエクスポート可能になります。また、1週間あるいは1か月間隔で自動エクスポートすることも可能です。

エクスポート可能な実行間隔は Salesforce 組織の Edition によって異なります。

7日ごとの手動実行、または1週間ごとの自動実行可能な Edition
  • Enterprise Edition
  • Performance Edition
  • Unlimited Edition 
29日ごとの手動実行、または1か月ごとの自動実行可能な Edition
  • すべての Edition

データローダ

データローダはインポートだけでなくエクスポートでも使用できます。
コマンドラインからも実行できるので、エクスポートプロセスを自動化する場合や、API を使用して別のシステムに統合する場合に便利です。

エクスポートのまとめ

基本的には[設定]のデータのエクスポートで十分だと思いますが、エクスポートプロセスの自動化や別システムとの統合をしたい場合はデータローダを使いましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました