Salesforceを管理する上で、以下のような課題を抱えていないでしょうか?
- セキュリティリスクを調査するように言われたが、何から手をつけて良いのか分からない
- 把握できていないセキュリティリスクがありそうで怖い
今回はそのような悩みを簡単に解決する、「セキュリティ状態チェック」機能の紹介です。
セキュリティ状態チェック とは
セキュリティ状態チェックとは、Salesforce のセキュリティ設定の潜在的な脆弱性を1つのページからまとめて確認・修正できる機能です。
「設定」から「状態チェック」ページに進むと、各セキュリティ設定が基準値(デフォルトはSalesforce ベースライン標準)を満たしているかと、全体の適合率を見ることができます。
練習用のDeveloper 環境で見てみると適合率は71%でした。
「状態チェック」のページには、各設定ページへのリンクが貼ってあるため、基準値を満たしていない設定をすぐに修正することができます。早速いくつかの設定を修正し、適合率を上げておきました。
カスタムベースラインを作成することで、Salesforce推奨の基準値でなく、独自の基準値と比較することもできるようです。
所感
セキュリティの設定については漏れが起こりやすいところなので、このように1度に確認できる機能があるのはありがたいですね。定期的に確認していきたいです。
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